浄土宗伊賀霊場めぐり

第二十一番

法縁山

西光寺

【知恩院直末】当山は平安末期、平清盛の弟である池大納言頼盛卿の筆頭家人で、後白河院の北面武士であった平弥平兵衛尉宗清公により一門の菩提寺として創建された。平宗清公は、平治の乱の折、東国へ落ちる源頼朝を美濃国において捕縛し、頼盛の生母である池禅尼を通して助命嘆願をした人物である。『平家物語』には、平家都落ちの際の主人頼盛卿と宗清公の逸話が所収されている。第二次天正伊賀の乱の兵火によって焼失したが、宗清公の末裔である大檀越柘植一族より田畑の寄進を受け、墓石等が現在地へ移され再興された。境内には移設された鎌倉期の宝篋印塔が現存している。
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法縁山 西光寺
519-1412 三重県伊賀市下柘植1593
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FAX   0595-45-3142
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