慶長19年(1614)、正誉上人一小庵を建て寺号を果号と名付ける。頓誉上人は西山出生にして、正誉上人の勧むる念仏門に入り剃髪出家、寺の基礎を築かれ開山と仰がれる。現在の本堂は明治９年(1876)開誉代に、庫裡は昭和36年(1961)理誉代に、書院は平成29年(2017)良誉代に改築される。本尊阿弥陀如来坐像は、恵心僧都御作にて壹釈五分の小佛の為、當寺二代法誉上人の願望により元禄11年(1698)に、貮釈の新佛一軆を奉造し先の小佛を胎内に納めた。