浄土宗伊賀霊場めぐり

第七番

如日山

大善寺

石積みと漆喰の塀を三方にめぐらせた境内へ石段を上ってはいると、堂宇がそびえている。開創は天正17年(1589年)、土豪の佐々木源氏の一族が近江国日野より当地に土着し、首谷(こべだん)と柿谷(かきだん)にあったふたつの廃寺を一堂にあわせて当寺の新堂としたようであり、当地の地名「新堂」の由来となっているとの説がある。本堂前の、南北朝時代の様式を具えた宝篋(ほうきょう)印塔二基が伊賀市の文化財に指定されている。
如日山 大善寺
519-1416 三重県伊賀市新堂494
TEL   0595-45-4664
FAX   0595-45-3805
お寺一覧に戻る